骨のならびを調整する方法
骨を強引に並べ治せば元通り?
いいえ、そうでもありません。
長年かけて徐々に良くないクセが付いて来たのです。バランスの狂った筋肉の張り具合を調整することなく、骨の並びを動かしたところで、クセのついた筋肉がズレた方向へ戻そうとするのです。
では、どうすれば良いのか?
想像してみてください。
傘の骨が歪んだら、まず何をしますか? 傘を開いたまま骨を真っすぐにしようとしますか?
写真のように、傘を開いたままだと、歪んだ骨を元に戻すことはできないでしょう。
一時的に戻っても、時間とともに骨のゆがみが戻ってくるでしょう。
そして、開いた傘の骨には、パンパンにテンションかかってますから、曲がった骨を延ばす余裕などありません。
では、どうしますか?
- 傘をたたむ
- 骨を修理する
- 傘を開く
首・背中・腰の骨ひとつひとつは、傘の骨と似ています。ピンピンに引っ張られてさえいなければ、もともと自由に動けるものなのです。
つまり、骨を正しい位置に戻すには、
- ひっぱっている筋肉をゆるめる
- 骨を正常な位置に戻す
という順序になります。
そうすることで、筋肉を傷つけることなく、元に戻る力をできるだけ弱めてから骨を自然な並び方に戻すことができるのです。強い力は必要ありません。
強い力でガキっとやるのは、筋肉が収縮反応を起こす前に調整してしまう、と言う方法なのです。
当院では、筋肉を弛めてから、優しい力で骨を調整しているのはそのためです。
お電話ありがとうございます、
まごころ整体院 うめはらでございます。