そもそも痛みとは?

そもそも痛みとは?

皮膚や筋・筋膜・腱・靭帯などにあるセンサーが損傷やストレスの刺激を受けて、それが脳に伝わり「痛い」と判断します。

筋肉には

  1. 関節を動かすこと
  2. 負担を吸収し関節を守ること

という二つの役割があります。

痛みに大きく関係するのは、「2.関節を守る」役割です。筋肉が正しく動いていれば関節は守られるので、『痛み』が出ることはありません。

また、体重や筋力が『痛み』に大きく影響すると誤解されがちです。が、実は体重や筋力は『痛み』においては特に重大な問題ではありません。

骨や関節に問題があり、さらに筋力があまりなくとも、筋肉が正常に使える状態に整えることで『痛み』に対処できます。

ここで思い出したいのは、「私たちの動きのすべては神経の伝達によって行われている」と言う事実です。

ケガや疲労などが原因で、この伝達はスムーズにいかなくなってしまいます。

その結果、本来の動きができなくなることこそが重大な問題なのです。